オレンジ色で始まる一日！
私の一日は、いつも元気でビビッドなオレンジ色で始まります。
それはdesayuno 朝ごはんをスペインで食べるようになってから。
朝食に必ずZumo de Naranjaオレンジジュースを飲む習慣を持ったから。
こちらでオレンジジュースと言ったら、パック入りのではなく、
オレンジをしぼったフレッシュオレンジジュースのこと。
このごろでは、ご多分にもれず、
スペインでも若い世代の人たちからこの習慣が消えつつあるようですが
（というのはオレンジジュースをしぼるのも、ちょっとめんどくさい、という人も増えたので）
それでも、美容や健康に気を使う人たちは、毎日の朝食にオレンジジュースはかかせません。
みずみずしいオレンジを半分にきり、オレンジ絞り機でしぼります。
オレンジ絞り機もいろいろありますが、私が使っているのは、半手動半自動。
１杯のオレンジジュースはだいたい２個のオレンジでできます。
オレンジを切るのは、ジュースにする直前、
また、しぼったオレンジジュースはすぐに飲んだほうがいいとのこと。
それはビタミンCを失わないように。
私はオレンジジュースを飲むときには、窓の光に向って、
ビタミンCが身体の中に行き渡ることをイメージしながら、朝の一杯を飲み干します。
ああ、幸せ！ 身体の中に元気なオレンジ色がいっぱい行きわたってる！
さらに 朝食にはパンをトーストしてトマトを塗り、
オリーブオイルを塗ったPan con tomate パン コン トマテ
それにqueso チーズを２切れとCafé con lecheカフェ コン レチェかミルクティがお決まり。
でしたが、今は前よりもっとヘルシーに、
全粒粉パンのトーストと、アボガド、トマトの組み合わせと、
レモンと蜂蜜のホットレモンを飲んでいます。
さあ、これで今日も一日元気！ 元気に楽しく過ごしまーーーーーす。
ブログ マメ知識 / 世界で一番オレンジを作っている国は？
スペインではバレンシアに代表されるオレンジの産出国。
ヨーロッパ内では、以前はとても大事な輸出産物でした。
が、それはヨーロッパ内での話みたいです。
世界のオレンジ生産量を調べてみたら一位はブラジル。
次いでアメリカ。これはカリフォルニアオレンジで納得。
スペインは、と見てみたら、EU27カ国、とされていて、
スペインだけとしてどれくらいの輸出量を占めているのかはわかりませんでした。
ちなみに、消費量ではブラジルが一位で、わがEU27カ国は２位。
３位はなんと中国です。これは私にとっては以外、アメリカは６位です。
また輸出量では、南アフリカが一位を占めています。
生産量では８位、世界の生産量の２％としか生産していないのに、
輸出量が一位ということは、そのほとんどを輸出しているということになるんでしょうね。
南アフリカの人にとってオレンジは大切な輸出資源になるのでしょう。
輸入ではなんとEU27カ国が２位。
つまりヨーロッパではオレンジの消費量が高く、かつ生産量を上回っているということ。
ヨーロッパの中でも、南に位置して暖かくオレンジ生産量の高いスペインは、
ヨーロッパ諸国へ輸出しているということになるのでしょう。
これには裏付けが必要ですが。
データ参照 USDA「World Markets and Trade」(In selected countries)
ちなみに、他の情報源
http://www.fao.org/docrep/007/y5143s/y5143s0z.htm によると
世界の２大オレンジ生産国はブラジルとアメリカ（フロリダ）。
で、スペインについては、naranjaオレンジの生産から、
同じ柑橘系でもtangerinasマンダリンオレンジ（日本でいう「みかん」）
の生産に切り替えている傾向があるということ。
また中国でもオレンジやみかんの生産と消費が上昇しているとのことです。
中国人男性も女性も、健康と美しさのためにビタミンCをとる習慣がついてきたのかもしれませんね。
今日のスペイン語
Naranja （ナランハ） オレンジ / オレンジ色
Zumo de naranja(ツモ デ ナランハ） オレンジジュース
Zumo（ツモ）は「ジュース」を意味します。
Desayuno （デサイウノ） 朝ごはん/朝食
Pan con tomate （パン コン トマテ） 「パン コン トマテ」
カタルーニャの伝統的なパンの食べ方。
これはまたいずれブログに！
Queso （ケソ） チーズ
Café con leche （カフェ コン レチェ） 日本で言うカフェオレ のこと
Leche （レチェ）は ミルクのことです。
